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人身事故の厳罰化

人身事故は2013年以前と比較して、厳罰化が進むようになりました。これには、2014年5月に、交通事故の加害者に対して厳しく罪を問う自動車運転処罰法が施行されたことが背景となっています。人身事故で死亡・重症となると、過失運転致死傷罪が適用され7年以下の懲役か100万円以下の罰金が科せられるなど厳罰化の流れが目立っています。

さらに悪質な運転の場合には、危険運転致死傷罪が適用されるので1年以上20年以下の懲役が科せられる可能性もあります。人身事故として処理すると、加害者は刑事責任を負うことになり前科が残るため物損事故として処理したがりますが、保険を利用する場合は人身事故として処理することが薦められるなど責任の取り方が難しいのも現状です。

被害者が重症もしくは死亡となる可能性が高い人身事故では、軽傷の場合と異なり必ず救急や警察への通報なくてはいけません。ほとんどのケースで、人身事故の認定は避けられないと考えても良いでしょう。

人身事故では重傷者や死亡者が出る恐ろしさもあるので、専門家の方がスムーズに進められる示談交渉、重症・死亡に対する巨額の賠償請求に対応するために、保険の加入が求められることにも納得できるのではないでしょうか。